蒼生 ゲーム開発開始! 生きること自体の問いに答える生き方。

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ベートーヴェン考 手段としての芸術

 

こんにちは、蒼生です。

先日すぐれた英知・真理といえども、残念ながらそれを受け取るレベルにない人はそれを読んでもその意味がわからない、という事をかきました。

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聖書はその中にすぐれた知恵を沢山含んでいますし、ゲーテが言う通り読み物としてもすぐれています。

自分は別にクリスチャンではなく、むしろ無宗教で、クリスマスを祝って初詣にいってついでにお寺にもいくような一般的な日本人です。

(ついでに家にはコーランもありますよ)

何の宗教も信仰していませんが、それゆえに客観的に聖典を読むことができます。

宗教の残念なところは

どれほど素晴らしいことを言っていても、英知を紹介していても

所詮宗教だろ?とか●●教だろ?という精神的なブロックのせいで

一部の人達に受け入れてもらえないことにあります。

あとは信者というなんの批判精神も持たない・放棄した人達が一言一句を奉り、他人に押し付けようとしてくるところにあります。

 

実は信者も受け付けない人達も、優れた英知から目を背けているという点で全く同質の残念な人々なのですが

宗教が宗教である限り、そうした人達が生まれるのは、もはや仕方がない事です。(あと宗教の本質とは全く無関係ですが、無税になっているおかげでふつうの人達はよけいに宗教とはそういうものと考えがちですよね。無税であることと英知の価値は全くの無関係ですが)

 

ですが、聖典の中にすぐれた英知が含まれていることは事実であり

それは特定の●●教に限定されないからこそ「英知であり真理」なのです。(実は世界の主要な宗教は本質のところでは皆同じことを言っているという意見もあるくらいです。宗教とは人類知をある程度まとめたものといってもいいのではないかと思います。無論人の手や解釈が入ったものの場合、人のフィルターがかかっていることは考慮すべきです)

 

 

その優れた英知に一足早く気付いたがために

知らない人にもそれを教えようという親切な人は昔から割と沢山いるようです。

人格者とか偉人とか言われる人達がその代表ですが、実は名もなき一般人にもそういう人が相当数います。

あなたも会ったことありませんか?そういう人に。

 

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芸術の世界にもそういう人がいました。芸術家の場合作品が残るので分かりやすいのです。

たとえばベートーヴェンです。

彼の後期の作品は明らかに伝えようとしてきます。

もう必死すぎる、というレベルの丁寧さです。

ですがそれもそのはずです。ある知識を知らなければ三十年その人は苦労するかもしれない。だったらサクッと教えてあげた方がいい。教えてあげればその人のその後の人生は幾分楽になるかもしれない。

いうなれば、掛け算を理解した人が

ずっと足し算でなんでも計算している人を前にして、違う違うこっちのほうがいいよ。教えてあげるからしっかり聞いて。と言っている感じに近い。

だからベートーヴェンの作品に押しつけがましさを感じるという人が一定数いるのも理解できます。

先日の記事でも書きましたが、どれほどの聖人賢者天才も「こう行けばいいよ」と道の先を指し示すことはできても、他人の首に縄をかけて引っ張て行くことはできないのです。

悟りには一人一人ペースがあるという事がわかる事例です。

いくら誰かが親切に教えようとしても、

自分は自分のペースで行くんだ!

て言われたらもうその意志を尊重するしかないし、失敗も含めてそれが人生です。転ぶことも勉強です。

 

 

ですがベートーヴェンは親切で教育熱心なので、

彼から学ぶ事ができたらとてつもない教師を得ることができます。

彼は精神的にも相当高いところに行っていますし、もっとすごいのはそれを形に変えることができたというすさまじい才能と作曲技術を持っていたという点です。

精神的に優れている人は実は沢山います。

才能やテクニックの面でベートーヴェンに匹敵する人も沢山いたでしょう。

けれど両方の条件を備え、しかも自分の才能を自分のためではなく

世界への献身の手段として使った人はそう多くはありません。

楽家ならバッハとリストくらいしか私は知りません。(しかも二人は宗教色の濃い作品が多いので受け入れられる人の数が自然と狭まります)

ベートーヴェンは意図してか否か知りませんが、宗教の枠を超えた作品を色々作っています。彼の成功している作品の多くはそういうコスモポリタンな作品です。

だから様々な国と地域でその作品は受け入れられています。

宗教だからという無駄な精神的なブロックにひっからずにすむからです。

また、音楽は潜在意識に直接働きかけることができるという点でも特別な表現媒体です。

意識の中でしか働く事ができない言葉とは違い、潜在意識に受け入れてもらえればダイレクトに影響を及ぼすことができるからです。

彼はその事をちゃんとわかっていたように感じます。

だから自分の作品が初演では全然理解されなかったとしても

点滴石を穿つようにいつか音楽がその心に染み入ることを期待して

あれほど音楽では説明しているにも関わらず

言葉では説明しなかったようです。

 

 

私はベートーヴェンが好きなので彼の作品から子供の頃から多くを学んできました。それは内容の面でもそうですし、卓越した作曲家としての構成力は実は物語の構成でも学ぶところ大なのです。私は創作においてはベートーヴェンからしか学んでいないといっても過言ではありません。

またその芸術家としての考え方や姿勢においても学ぶところ大なのです。

私はリストも好きなのですがリストは同じ立場で悩んでくれる人です。彼は優しい哲学者です。

ベートーヴェンは残念ながら自分より一段か二段高いところにいて

はやくここまで上がってこいといつも言っているような存在です。

悔しいのですぐにそこまで行ってやる、といつも思っています。

 

聖典がその英知をもって多くの人を助けてきたように

優れた知恵は人を救うものです。

それに到達する手段としては文字があり、絵や音楽があり、自分で悟るという方法があります。

最終的には自分で悟るしかありませんが、聖典や偉大な芸術家が残した作品の数々はその険しい道のりをいくらか楽にする補助輪のような役目を果たしてくれます。

 

芸術は生きるために必須のものではありませんが

あればその荷を軽くしてくれるものです。

もし文字ベースで学ぶのが辛いという人がいれば芸術から学ぶというのも一つの手かもしれません。

人間は記録技術を発明したので、あなたが求めるならいくらでも聖人賢者天才の知恵から学ぶことができます。

 

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先日見つけたこの演奏。

教会?の中で演奏されている。演奏自体もとても美しいんだけど一番印象的なのは指揮者が時折みせる祈るようなしぐさ。

死後もこんなに作品が愛されて大切にされて、ベートーヴェンは幸せだね。

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