蒼生 セミリタイア。生きること自体の問いに答える生き方。

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中学生の頃教科書に載っていない事ばかり教える先生が居た。台風19号と温暖化について

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台風19号

こんにちは、蒼生です。今一時的に関西にいます。

台風19号のため、関東と東海地方で甚大な被害が発生しているという報に触れ、子供の頃の事を思いだしました。

 

蒼生が中学生の頃、まだ地球温暖化というのは国連などでは語られるが、一般には浸透していない考え方だったように思います。一部のラジカルな学者が主張しているもので、一部にはそんなものはデマだと主張する人もいました。

ブッシュとゴアが大統領選挙を争った時、ゴア候補は地球温暖化について書いた不都合な真実という本を出していて、それも随分話題になりました。

ブッシュ候補は後に大統領になり、京都議定書からの離脱を決定しました。温室効果ガス削減への国際的な取り組みを決めたこのルールに従えば、経済にマイナス効果を与えるという判断の元の決定でした。

そんな右往左往がまだ許される時代で

地球温暖化というのは、今ほど大きな話題ではありませんでした。

 

蒼生が中学生の頃、これをとても熱心に教える先生がいました。

社会科の先生で、その人の授業は教科書に載っていない事ばかりやるという事で生徒の間でも賛否がありました。

その先生は現代社会について教えるにしても歴史について教えるにしても、ちょっと変わっていて、「何故」を考えさせるような授業がメインで、黒板をあまり使わず映像を使って授業をしたりしていました。

自分はその人の授業が大好きでした。理解して考える機会をもらえるからです。

逆に高校受験やテストの偏差値を重視している人達にはいい加減な授業をしていると言われていました。

 

今でも覚えているのですが、その人の作るテスト問題は記述式で、暗記で答えられるようなものがほとんどありませんでした。

何故、どうやって、こんな設問ばかりで、自分などは逆に楽しくて文字を小さくして書きまくっていました。

 

 

こんな風に生徒の思考力を高めようとする授業をする人でしたから、現代社会の授業では、当時まだ今ほど大きなトピックにはなっていなかった地球温暖化についても熱心に教えていました。

教え方が変わっていて、まずエネルギーの作り方を理解させ、そのエネルギーを得るために風力とか水力とか火力とかいう選択肢があると言う風に進むのです。

高校受験では絶対でない内容です。(だからテスト至上主義連に嫌われていました)

そして今は火力が多くて、その結果二酸化炭素の排出量が多くなり地球温暖化が問題になっているという話になり、地球温暖化とは何か、という話にようやくなるのです。

単語を覚えても意味がない。全ての繋がりを理解して初めて自分でも考えることができる、そういう事を一公立中学でやってる先生が居たのです。

 

その先生は地球温暖化が進むと暑くなる意外にも、スーパー台風が頻繁に発生するようになる。という事を話していました。

当時の台風はまだそんなに大したものでは無かったのです。

今のように毎年どころか毎月激甚災害を引き起こすような台風が日本を襲うなんて考えられませんでした。少なくとも中学生の自分はまだ想像できていませんでした。

 

けれど台風19号の巨大さや広範囲に及ぶ被害を見るにつけ、

ああ、こういう事なのか。と中学生の時に受けた授業を思いだしました。

地球温暖化が進むと日本では水害が発生するほどの雨量を観測する一方、

一滴の水も降らず旱魃に苦しむ地域も出てきます。

地球は奇跡の星だと言われます。ちょっとでも条件が狂えば今のような生命に満ちた星にはなっていなかっただろうと言われています。

地球温暖化はもう何十年も議論されてきましたが、

原因はもうはっきりしています。人間が出す温室効果ガスです。

そして一番排出量が多いとされているのが家庭です。

台風は災害です。

それはもう起きてからでは人間のような小さな力ではどうしようもないものです。

でもそれを発生させた責任が自分にもあるとしたらどうでしょう。

だから台風について考えるときは、

そんなに大きな台風を発生させてしまった

いまの生活について考えてみる必要があるのではないかと思うのです。