蒼生 ゲーム開発開始! 生きること自体の問いに答える生き方。

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仕事について考える③ あえて仕事以外のことをする。 セミリタイア

 

こんにちは、蒼生です。今回は仕事について②の続きです。

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 ローマ市民になるか、フランス革命再びか


 

何のために働くのか。その回答の多くは

生活のため、もっと具体的に言えばお金のため

だと思います。

 

資本主義社会ではお金が無いとほとんど何もできない状態です。

なのでお金をかせぐために働くのは当たり前なのです。

 

でも将来、AIの発達やロボットの普及によって人間が働かなくてもよくなったらどうでしょう。

この未来には二通りの可能性があります。

 

一つは全員ローマ市民。

ロボットが働いて得た売り上げにかなりの課税をしてそれをもとにベーシックインカムを施すということです。もう働かなくてもいいので全員ローマ市民です。

ヨーロッパではこの議論がとても熱心になされていて、ベーシックインカムを実験的に導入してみたり(フィンランド。終了)、国民投票にかけたりしています。(スイス。否決)

余談ですが、東京都はスウェーデンと同じ額の歳入があるようなので東京都だけでベーシックインカムを試験的に導入とかは経済的には可能なのではと思います。

ただし都民によって否決されるのではと思います。

 

もう一つはフランス革命前夜のような

強烈な貧富の格差です。

蒼生はこっちの方が可能性としてはありそうだと思っています。

だってロボットを所有しているのは資本家ですよ。今でさえタックスヘイブンに逃げているのです。働きもしない人々を養うために何故高い税金を納めなければならないのか、と思うのは人として仕方のない感情だと思います。

また彼らから支持を受ける政治家が彼らに強く対処できるとも考えにくいです。

つまり財源で無理そうが一つ目。

 

二つ目は心理的に無理そうです。

働かない者が楽をするなんて許せない。働かないと人は堕落する。という考え方は別に日本だけではありません。世界中にこういう考え方はありますし、実際スイスはそういう理由で否決されています。

 

富の大きな偏りが起きると、革命が起きます。

貧困は人々に耐えがたいストレスを与えつづけるからです。

フランスの失業率は8.7%(201909時点 8.7%。日本は2.4%)で、若い人もなかなか仕事につけず大規模デモが起こったりしてニュースになります。

あれを見ればわかると思いますが、失業者が多い(収入が不安定)と社会が不安定になりがちです。

そうなってほしくないので、ヨーロッパではベーシックインカムについて熱心に議論されているのです。

 

ディストピアを想定するから

ユートピアを目指すということですね。

 

①の全員ローマ市民状態なら、働く必要はないけど好き好んで働く。

②は生きるために働く状態です。(でも席は限られている)

 

②になった時は、前回の記事の通り自分で仕事を作って生き残ってください。

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歴史上暇すぎて死にそうだった人々が沢山いた 


 

仮に上手くいって全員ローマ市民になったとしましょう。

歴史上、働かなくてもいい人達は沢山いました。

ローマ市民や中世の貴族たちです。彼らのことを想像したら、だいたいあんな感じなのかな、と想像できませんか?

 

不思議なもので、科学はこれほど進化してきたのに、それを扱う人間の方は全然変わっていません。(だから古典に感動したり、過去から未来を予想したりできるのですが)

科学がこれほど進歩してきたのは、正解があり、知識は積み上げられていくからです。

でも人間の世界に正解はありません。経験も残せません。人生の上澄みとしての書物が限界です。生まれる度に経験値0から皆スタートです。

(だから世代が変わる度にバブルが起こったりします)

 

経験値0からスタートして死へ向かっていく。その中で、

幸福にも何もしなくても生きていける人々がいました。

そういう豊かで暇でどうしようもなくなった人々は

色々な研究、哲学、芸術 をやりました。

なんでやったんでしょうね。動物的な視点で見ると意味不明な活動です。

でもそういう意味不明なことが人間は大好きです。

 

 

歴史を振り返ると、

ある程度豊かで暇になると人間は以下のタイプに分かれるようです。 

①生きている実感を得られなくて虚無に浸る。

 ➡最悪自殺。上手くいけば哲学者。

②自分の興味関心を突き詰めていく。

 ➡才能があれば芸術家または研究者、なければパトロン

③ただひたすら快楽を求める。

 ➡パンとサーカスタイプ。リア充

 

 人間は発達した脳を持っているので、暇すぎるとこれの使いどころに困るようです。

 

上記の活動は、脳科学でいうところの刺激とか負荷とか興奮とかそういうものに分類されます。(バッハを聞いて感動したときの脳の反応は水を飲んだ時と同じだそうです)

暇すぎると、脳は刺激や負荷を自ら求め始めます。

それを得られないというのは、本当に退屈で 、耐えられないようです。

 

なんとかしてそれを得ようとするでしょう。

 

全員ローマ市民になった時に起こりうる

暇すぎて死にそう・・・問題については

先人がどう対処すればいいのか既にモデルを示してくれています。

ただ、先述した通り、経験は相続できないので皆0から自分にあったものを見つけ出し、答えを導き出さなければいけないようです。

(哲学者タイプがリア充的なことやったらたぶん余計に虚無を感じて死にそうだし、逆もしかり)

 

だから

仕事などやるべき事があるというのはある意味幸せな状態です。

(決定権を誰かが持っていてその下にいるというのはもっと楽です。

なぜなら選択には毎回大きなエネルギーを必要とするからです。

やるべきことを決めればその回数を減らすことができます)

だから、豊かで暇でやるべき事がなくなった時に、

①はずっと人生というオープンワールドをさまよって自問自答しています。

②の研究者タイプは自分でやるべき事を決めてそれに没頭します。

③はオープンワールドを気ままに楽しんでいます。

 

 

 


 生きることは学ぶこと


 

蒼生は、人間は学ぶために生きているのだと思っています。

だから好き好んで悩んだり、あえて不幸になるのではないかと思っています。

不幸になった方が学べるから、不幸な状態になろうとしてしまうのではと思ってしまいます。不幸になれない人はフィクションや他人の経験談でそれを補おうとしています。

経験を積むのはそれを通して学べるからです。

 

人間は経験を求めています。

経験が得られない暇な状態だと思考で経験を作ろうとしはじめます

そして考えて考えて哲学が生まれます。 

でも一人で考えを突き詰められるのは孤独に耐えられる人くらいです。

殆どの人は孤独に耐えられないので集団の中に属しようとします。

集団の中だと怠けがちだったり意志が弱い人でも学べます。

集団の中で何かをするのが人間は好きなようです。

 

 

だから会社にいて仕事をするのがいいという人が多いのだと思います。

その人達は集団の中で学ぶタイプの人達なので、仕事がなくなったら何でもいいから集まってみんなで何か目的をつくって仕事を始めると思います。

集団の中で生きる人たちにとっての仕事はコミュニティそのものですし学びの機会です。 

 

 

 


あえて仕事以外のことをする


 

仕事を求める人々がいると書きました。集団に属することで学ぶ人々にとっては仕事はとても大事なものです。

 

ですが、研究者、芸術家タイプは一匹狼的な人間が多く、集団を嫌い孤独を愛する傾向があります。そういう人達が豊かだけど暇すぎる状態になった時には以下の道がひらけます。

 

 仕事以外の生産活動に没頭する。

仕事と趣味の違いは他人のためになっているかどうか、だと前回言いました。

好きなことを仕事に、というのが最近はやっているスローガンみたいですが

趣味を仕事に変えられるのは、

他人の求めていることに敏感に反応し、それに対応できるセンスがいい人です。

ほとんどの人はそんなにセンスを持っているわけではないのでこれは難しいスローガンだと思います。

一匹狼的な人間は特にその辺苦手な人が多いようです。

 

かくいう蒼生はというと、間違いなくセンスがいい方ではありません。

頑固なので、その気持ちはわかる、だが断る

という姿勢が強くていつも自分の好きなことを優先しがちです。

(稼ぐときは違いますね。絵はそんなに好きじゃないので、だからできるんだと思います。こだわりがあると稼げない)

 

仕事が他人の役に立つことで報酬をもらうものなら、

ある種の研究と表現活動は何の役にもたたない趣味に終わります。

ある種の人々にとってはそういう人間は無駄の塊に思えます。

ですが、

それは今誰かの役に立たないだけかもしれません。他人の理解が追い付いていないだけかもしれません。

表現をするというのは学びのアウトプットの一形態です。

それで利するのは(その時点では)自分だけだとしても、生きることが学ぶことなら、

それは最も自己に忠実な生き方なのです。

 

お坊さんなんて誰のためでもなく自分のために瞑想をし修行をします。(上座部仏教大乗仏教では違いますが、上座部仏教では悟って救われるのは自分だけです)

それに近いものがあります。

 

 

ですが、最も個人的なものは最も普遍的なのです。

私の愛するベートーヴェンやリストの作品の中には誰のためでもなく、自分のために作られたものが多くあります。

特にフランツ・リストがわかりやすいのですが

彼は30代までは大衆のために音楽を作り、スーパースターとして君臨していました。それが一転して音楽のため、そして自分のために作曲するようになり一気に音楽性を深めていきます。そして当時はほとんど理解されなかったような作品が今では傑作と呼ばれています。

ベートーヴェンもそうです。彼の場合はリストよりはるかにうまかったので生前も大きな名声を手に入れていましたが、それでも晩年の弦楽四重奏曲のようなものは、全然評価されなかったのです。(交響曲第九番四楽章もそうです。メンデルスゾーンも理解できなかった。それほど型破りな作品でした)

 

仕事としてお金をもらうためには他人の

理解に合わせる必要があります。

他人の役に立つとはそういうことでもあります。

 

 

 だから豊かで暇になると、文化は花開くことができるのです。

即金的なことを求められないおかげで深いアウトプットができるようになるのです。

 

蒼生の場合でいうと他人の理解を得られなくてもいいから(得られたらラッキー)

自分の時間を使って(つまり命を使って)表現をしようとしています。

そういう他人の役に立つことよりも自己に忠実に生きることの方が私にとっては大切だからです。

 

それを可能とするために今のような生き方を選んでいます。 

はい、つながりました。

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