蒼生 セミリタイア。生きること自体の問いに答える生き方。

小説家兼イラストレーターの蒼生が気ままに書いているブログ。Twitter https://twitter.com/sousei0303 mail: sousei_novel@yahoo.co.jp

走れメロス 太宰治 朗読 友情というより人間不信になる物語

youtu.be
こんにちは、蒼生です。

昨日は一日中用事があって忙しかったのでブログとノートはあげられませんでしたが、

YOUTUBEの方はしっかり予約してあげておきました。

 

走れメロスです。

教科書にものるこの作品。一般的には太宰治が書いた友情物語といわれていますが、

これを読んで「友情大事!」って思える人どのくらいいるのでしょうか。

 

 

メロスは竹馬の友セリヌンティウスを勝手に人質にして村に帰り、

三日後日没までに戻らなければ友人は殺されてしまうというのに、

ダラダラした挙句、途中気の迷いで休んでしまいます。

その時の彼の心の声が恐ろしく「セリヌンティウス、よくも私を信じてくれた」だって・・・。怖っ。

 

ぎりぎり市についたものの、セリヌンティウスの弟子からもう手遅れだと言われます。

それに、人の命はもはや問題ではないというメロス。もう訳わかんない。目的が変わってます。

ちなみに王にはちょっと遅れてたどりつくと永久にその罪を許すと言われていました。

最終的にはメロスがぎりぎりセーフでたどり着き、王もその様子を見てメロスの罪を許しハッピーエンドになるのですが、

皆さんこのあらすじ読んでどう思いますか。

 

これを友情物語と説明されると、大方の人は相当な違和感を覚えるはず。

・道徳的に非常に問題がある。

・メロスぶれすぎ&人としてダメすぎ

・そもそも勝手に人の命をかけるな!(こっそり連帯保証人にされて地獄を見るセリヌンティウスの哀れさよ)

 

だからこれはきっと「コント」なのだ。という意見まであります。

確かにコントとして読めば様々な違和感が見事突っ込みどころに変貌する。

そうか、太宰は友情コントを書きたかったのか・・・この説はそう納得させるものがあります。

でも、結局その意見もこの作品に流れる「明らかに友情とは違う何か」に気づいてそれを笑っているからにほかならないのだとわかります。

 

でも朗読ではそんな心の中のモヤモヤを追いやって真面目に

「友情物語」として朗読してますよ!!

でないとまとまりませんから。

 

この作品を改めて読んで

自分の中にないものは表現できないのだということが分かりました。

太宰の中に友情なんてなかったのでしょう。だからこんな違和感の塊みたいな友情物語ができてしまったのだと思います。

 

ちなみにこの物語にはもとになった実話があります。

それは

 

借金に困った太宰治が友人を借金取りに差し出して、金の工面をしてくるからと言って逃走。

太宰の帰りを信じて待つ友人。

でも三日待っても現れない。(物語であればセリヌンティウス処刑)

借金取りも心配になって一緒に太宰を探し始める。

五日後太宰発見。

友人宅で将棋に興じていた。

友人激怒。

(終)

 

この物語を無理やり美化したのが走れメロスなので、だから違和感の塊になってしまったということのようです。

ていうか太宰治、友人を裏切って何将棋さしてんだよ!

 

 

 社会貢献度の高いアルバイトで副収入

 

でもメロス=太宰治として読めば、

ああ人間なんてそんなものだよな。。

メロス疲れたよね。休むのは無理ないよ。だって疲れたんだから。

(自分>>>>>>友人の命)

友人セリヌンティウスお前のせいで殺されかねないけど仕方ないよね。 ははは、人間なんてこんなものさ。

という話になって、とてもよく理解できます

 

そんなことは朗読では一ミリもださないけどね。

 

だしたら最後、この違和感の塊が音をたてて崩れ落ち文学というより茶番になってしまう。

 

解説動画を作ったらこの辺解説しなければとは思いますが

あれは検索にひっかからなくて再生回数がのびないのでとうぶんやめます。

作るのすごく大変なわりに報われない動画だってわかったので。

 

走れメロス、もし知らない人がいたらぜひ聞いてみてください。

 

ツイッターのフォローも大歓迎。

蒼生    https://twitter.com/sousei0303 

VtuberSOU https://twitter.com/VtuberSOU

チャンネル登録もよろしくね!!

YOUTUBEチャンネル SOUと蒼生のチャンネルがあるよ!

u0u0.net

u0u0.net

  

小説ただひとは下記サイトにアップしています。ぜひ読んでみてください。

BOOTH 

urx2.nu

キンドルアンリミテッド「小説ただひと」電子書籍 http://qq2q.biz/RWa5

PIXIVFANBOX https://www.pixiv.net/fanbox/creator/40704350 

NOTE 

https://note.mu/sousei_novel