小説イラストレーター蒼生のなんでもやってみるブログ

小説家兼イラストレーターの蒼生が気ままに書いているブログ。Twitter https://twitter.com/sousei0303 mail: sousei_novel@yahoo.co.jp

夏目漱石 夢十夜 第七夜 自殺する前に読む本

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こんにちは、蒼生です。

今日は夢十夜第七夜です。

太宰治臭のする夏目漱石はいかがですか?

主人公は船の上に乗っている。

でもつまらなくてつまらなくて死にたくなる。

そして身を投げてしまう。

という話です。

ある晩甲板かんぱんの上に出て、一人で星を眺めていたら、一人の異人が来て、天文学を知ってるかと尋ねた。自分はつまらないから死のうとさえ思っている。天文学などを知る必要がない。黙っていた。

 

いや、もう訳わかんないじゃないですか。

天文学の話を持ち出したらつまらないから死にたくなるって、どんだけやねん!

銀河鉄道の夜のジョバンニとか天敵だな!(あいつ良い奴なのに)

太宰治臭というのは、こう…厭世的で人間不信で死にたがりな感じのことを言っています。

太宰治中二病文学と表現している人がかつていましたが、なんかわかるw

第七夜はつまらなくてつまらなくて死にたくなってる主人公の物語です。

船はどこにいくのかわからない。

主人公は先が見えない不安と、心を分かち合える人がいない寂しさを抱えている状態です

でもこれはもしかしたらイギリスに留学した漱石の経験がもとになっているのかもしれません。

孤独で、周りは異人ばかり。

この世界から逃れたい!そんな気持ちばかりがつのり、ついに身を投げてしまいます。

それなのに身を投げた瞬間に後悔してしまう。

 そのうち船は例の通り黒いけぶりを吐いて、通り過ぎてしまった。自分はどこへ行くんだか判らない船でも、やっぱり乗っている方がよかったと始めて悟りながら、しかもその悟りを利用する事ができずに、無限の後悔と恐怖とをいだいて黒い波の方へ静かに落ちて行った。

どこへ行くのかわからない。

それは先が見えない恐怖・ストレスとして心を圧迫していきます。

ストレス下でまともな判断ができない状態で身投げをし、

身投げをした瞬間それまでのストレスから解放されて後悔してしまう。

無理やりこの物語に意味を求めた結果

自殺をするときってこんな気持ちなのかな?と思いました。

行先の分からない船(人生)

異人ばかり(心を通わせられない人々、同船者)

海(自由の象徴のように見えるがおちたら最後)

この中で主人公はどうすれば後悔せずに、海に落ちずにいられたのだろう。

それはそのまま自分に返ってくる問いでもあります。

バッドエンドな第七夜ですが、ぜひ聞いてみてください。

 

 

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夏目漱石 夢十夜 第六夜 芸術を描写するということ

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こんにちは、蒼生です。

今日は夢十夜第六夜です。

主人公は運慶が仁王をほっているというからそれを見に行くが

そこには既に多くの見物人がいた。

しかし不思議なことには皆明治の恰好をした明治の人だ。

でも運慶は平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した人で、

彼だけがなぜかタイムスリップしてきたか、それともそのまま生きながらえていたのか見物人もきにせず仁王をほっている。

その様子が素晴らしくて、主人公は・・・

という話です。

運慶の彫刻の様子や見物人の様子が面白い作品です。

そして、主人公が運慶の腕に感心していると見物人が話しかけてきました。

「よくああ無造作むぞうさに鑿を使って、思うようなまみえや鼻ができるものだな」と自分はあんまり感心したから独言ひとりごとのように言った。するとさっきの若い男が、
「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中にうまっているのを、のみつちの力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」と云った。
 自分はこの時始めて彫刻とはそんなものかと思い出した。はたしてそうなら誰にでもできる事だと思い出した。それで急に自分も仁王がってみたくなったから見物をやめてさっそくうちへ帰った。 

 なるほど!

漱石は小説家なのでどうやって彫るかといった技術的なことはわからない。

拙作 桜の花が舞う頃に君と出会い 

はFXトレーダーと画家の話で、

どうやって絵を描く様子を言葉で表現しようかと考えながら書いた作品です。

 

sousei.booth.pm

(短編小説で大賞をとった作品なのでよかったら読んでみてください)

でも蒼生は実際絵を描いて生活してるのでその辺の技術はわかります。

対する漱石は絵を描いていたわけではないので分からない。

 

感覚的にわからない、そのことを逆手にとって作られたのがこの作品だと思います。

 

彫刻なんてわからない!それなのにどうやって運慶の技術を描写するのかといえば、

この木の中にすでに埋まっているのだ。という一言で見物人が表現しています。

これはよく言われることですが

芸術家はそのキャンバスなり木なり石の中に、すでに表現すべきものを見出している、と

で、しかもここが夏目漱石の逆手にとるアイデアです。

主人公は芸術家ではないので、見物人の言葉を表面的に理解して真似しようとします。

結果うまくいかない!!!!

最後の終わり方は頓智がきいているな、と思います。

分からないことを表現するにはどうしたらいいのか!?

分からないことを表現すればいいのだ!ということです。

ぜひ聞いてみてください。

芸術方面がわかる人なら、漱石のこのオチのつけ方は面白いと思います。

さて明日から熊本なんですが

ちゃんとYOUTUBEの方はアップしますよ!(ブログはわかんない) 

 

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夏目漱石 夢十夜 第五夜とラノベもかったるくて読めない層がいるらしい

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こんにちは、蒼生です。

今日は昨日寝落ちして編集できなかった夢十夜 第五夜です。

気づくと自分は虜になっていた。

時代ははるか昔の神世。

主人公は戦に負けて敵の大将の前に引き据えられて殺されるところだった。

けれど愛した女に一目会いたいと申し出て…

 

タイムスリップものです。

一話以来の恋愛ものです。

 

以下ネタバレ

 

一話が死に別れてからの再会なのに対し、

第五夜は死に別れる前に一目会おうという物語です。

けれど会えないままに死に別れてしまいます。

天邪鬼が鶏の真似をしたせいで、女の乗っていた馬がびっくりして女もろとも淵へ堕ちてしまったのです。

主人公はどういうわけかそれを知っていて、以来天邪鬼を憎み続けているという終わり方です。

 蹄のあとはいまだに岩の上に残っている。鶏の鳴く真似まねをしたものは天探女あまのじゃくである。この蹄のあとの岩に刻みつけられている間、天探女は自分のかたきである。

これ、どういうこと!??

主人公は物語の中では虜になってて、女が来るのを待っているだけ。

しかも朝になったら殺されるので、出て行って確かめることはできないはず。

なのに、その状況を超越した視点。

この一文はまるでずっと後から思い返すかのような表現!

夏目漱石ともあろう方がこんな初心者がやりがちな視点の不一致をやるはずがない。

何か仕掛けでもあるのか??

あれですか?

前々前世から・・・とかいうアレですか???

 

この最後の一文は謎すぎるのですが

それ以外は抑制のきいた表現で、シチュエーション的にこの前読んだ太宰治走れメロスを思い出すものがあるのですが、

淡々と虜になっていることや、女を待っていることや、神世の服装などなどが書かれています。

読みやすいです。

ただ、他の夢十夜よりも読みにくかったです。

なぜかよくわからないのですが、たぶん音的なものでしょうね。

黙読と音読では全然違いますから。

ちなみに音読してて一番読みやすかったのは

芥川龍之介蜘蛛の糸です。

音にも気を配っている感じがしました。

羅生門はそうでもないです。

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先日気になるつぶやきを見つけました。

それは、ライトノベルですら最近は読むのがしんどくて読めない。

文学的な表現がダルイ。(ライトノベルでさえ!)

スーパーライトノベルとでもいうべきなろう小説のように、(ネット小説のこと)

会話文だけで成り立つようなものがいいし、それに振り切れなかったからライトノベルはなろう小説に負けたのだ。

だからライトノベルは、なろう小説を見習って、台本のようにリライトした方がいいのではないか、という意見です。

いやー、、、正直ライトノベルでさえ読むのがしんどいのか!とびっくりしました。

(私はライトノベルは内容的にしんどいので読みませんが)

文学的な表現がだるい、心理描写とかいらない。そういう声をよく聞きます。

なろう小説のような「台本形式」が読みやすい!だからそうしろ!というのが最近の流れなのかもしれません。

 

私はこれは重要な意見だと思っています。

最近はマジで本を読めない人が多いらしいのですが、そういう人が増えた結果従来の形式で書かれた本は売れなくなったということなのだと思います。

地の文をはぶいて台本のように会話文だけにしてしまえという意見にはびっくりしましたが、

そういうものが求められているのでしょうね。

そういうものに振り切れれば、小説も売れるのかもしれません。

 

YOUTUBEに文学の朗読をあげていて、この前ようやくデータをとれたのですが

見ている人は30代以上です。30-60代。

若い人はほとんど見ていない。

30代以上がアクセスするのはたぶん教養を求めているからだろうと思います。

有名な作品くらい知っておきたいけど読む時間がないからということかなと思います。

60代はたぶん目が悪くなって読むことができなくなったから。

10-20代は興味を持っていない。

自分が想定していた以上の相違がありました。

 

ラノベ読むのは若い人が多いらしいのですが 

仮にラノベですら読むのかったるいという層が、夏目漱石とか森鴎外の深淵な世界に興味を持つかと問われれば、絶対持ちそうにない。

それどころか、おそらく、わからない言葉多すぎて門前払いされているような感じになるのだろうと思います。

わからない言葉が一つでもあれば、それでもう読むのをやめてしまうらしいです。

だから中学生や小学生でもわかる言葉だけで書いておくというのが

記事を書く時の鉄則らしいのですが、それが小説・・・それもライトだといわれていたラノベ界隈でも起こっているのかとびっくりしています。

 

小説は今後どうなるんでしょうね。

LINEみたいなやりとりの小説形式に変わっていくのかもしれませんね。

 

物語自体の需要はおそらく変わらないので

表現の仕方だけ変えていけば小説も生き残っていけるのだと思います。

 

ただ、自分はなろう小説形式は受け入れがたいと思うところが多いです。

会話文ばかりで逆に読みにくいと感じてしまうのは、

自分が古いからなのでしょうか。

 

 

 

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今日は疲労困憊

こんにちは、蒼生です。

今日は疲労困憊でいろいろできませんでした。

一日は24時間なんですよね。

YOUTUBEとブログと

最近ツイッター30とインスタをはじめだしたのですが

これが意外と大変!!相当エネルギーと時間をとられる!

 

自分は絵が描けるので

絵の描き方講座を始めたのですが

ツイッターで無反応の中一生懸命何か面白いものをと考えるのはかなりつらいですね。

ちなみにこんな感じでUPしています。

f:id:sousei-syousetu:20190821220320j:plain

 

フォロワーが少ないので仕方ないのですが、

別名でやっているアカウントはほぼ放置なのにちゃんとリツイートしてくれてたりフォロワー増えてたりしててこれが差なんだなーと残念な気持ちになります。

ちなみにこういうのをUPするとだいたい200RTくらいいきます。

多いと1000RT。

 

蒼生はツイッターが苦手なので何度も放置と挑戦を繰り返しているのですが、

なんとか頑張りたいです。

 

たぶん今日は疲れすぎているんだと思います。

YOUTUBEの編集中に寝落ちしていましたから。(笑)

YOUTUBEとブログとツイッターとインスタは、本業の収入があるのでできているのですがこれ相当エネルギーと時間を消費するので

これが終わってから仕事をするという感じになると然睡眠不足になってしまいます。

それでも自分は自由業みたいな感じなのでまだ融通はききます。

ツイッターがもうちょっと反応よければ頑張れるんですが。。。

ツイッターのお絵描き講座は自分の睡眠時間を圧迫しているので

毎日ではなく、数を減らしてやっていこうと思います。

でないと自分がもたない。

そんな時間の使い方がうまくない蒼生ですが

うまいことやってちゃんとできるようになりたいです。

というわけでフォローよろしくです!

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あとなんとかYOUTUBEもアップしました。

久しぶりにASMRです。

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夏目漱石 夢十夜 第四夜 不思議なじいさん

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こんにちは、蒼生です。

なんか気づいたらnoteのフォロワーが1000人を突破していました。

ありがとうございます。継続は力ですね~

さて今日は夢十夜第四夜です。

 

主人公は少年で、やけに若く見える不思議なじいさんのそばにいます。

じいさんはかみさんに色々質問されながらものらりくらりとかわして逃げ、

つぎに爺さんは子供に手ぬぐいを見せてそれが蛇になるといって笛をふきます。

でも手ぬぐいは手ぬぐいのままで、爺さんはそれを箱にいれ、歌いながら川の方へ行く・・・

 

というお話。

主人公が少年なせいか不思議なお話になっています。

たぶんカテゴリーはファンタジー

三夜が短いながらもヘビー級の中身だったのでバランスをとるような明るさとふわふわ感。これ、たぶん意味とかなくて、

少年が子供の頃に見た不思議なじいさん。というただそれだけです。

川の方に行くときに子供もついていくのでハーメルンの笛吹きを連想したのですが、それも違う。

小説ってある程度先を予想しながら読みますが

これは予想してもはずれてしまう話でした。

オチとかなくて、ただふつうに不思議なじいさん、というお話です。

夢十夜、まだ四夜ですが

まとめたときに全部意味があってそれなりに考えさせられる話だとつらくなるから、

こういう緩衝材的な話があった方がいいのかなと思いました。

 

さて次は五夜ですね。

 

 

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夏目漱石 夢十夜 第三夜 倫理観を問うホラー

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こんにちは、蒼生です。

今日は夢十夜第三夜です。

気づくと6歳の子供を負ぶっている。

それは目のつぶれた青坊主(日本の妖怪らしい)で主人公の子供らしい。

その子供は妙に大人びて、主人公の過去現在未来を知っている。

主人公はそれが恐ろしくなって・・・

という話。

ホラーです。

ホラーなのにただのホラーではないものを感じます。

 

以下ネタバレ

 

主人公はその目の見えない自分の子供が怖くなって森に捨てに行こうとしますが

それを子供は全部知っているかのように反応します。

そして最後、主人公はある場所へいってすべてがわかります。

それはその子を捨てた場所でした。

その子供は自分がかつて捨てた(つまり殺した)子供で、主人公ははじめて自分の行いを自覚します。

「おれは人殺ひとごろしであったんだなと始めて気がついた」

そして子供が石のように重くなったのです。

 

この作品はホラーですが、普通のホラーと違うと思うのは、

恐怖を目的にしていないという点です。

それは物語の中ににじみ出る漱石の倫理観です。

さっきの「人殺しであったんだな」や子供の言葉です。

 

「どうも盲目は不自由でいけないね」と云った。
「だからおぶってやるからいいじゃないか」
「負ぶってもらってすまないが、どうも人に馬鹿にされていけない。親にまで馬鹿にされるからいけない」

 

 漱石は私の個人主義という本を書いているのですが、

その考え方がここにも表れています。子供が強い自我をもって、馬鹿にされることを拒否しています。

これは今では普通に受け入れられる考え方ですが、

当時の日本ではほとんど宇宙人みたいな考え方だったと思います。

 

なにしろ儒教が支配していましたから、子供は親の次です。

子供は親に口答えなんてしないし、そもそも対等じゃない!

よく貧しい家庭では子供を売って親が生計をたてていたらしく、そういうブローカーみたいな職業の人もいたようです。それも戦国時代とかじゃなくて昭和くらいまでいたようです。

この物語は、青坊主という妖怪設定を取り除けば、

障害を持った子供が捨てられるというあらすじで

正直ありそうに思いました。

そして物語の主人公は、話の最後ではじめて

自分は人を殺したんだ。

と気づきます。

この流れ、恐ろしさの向かう先がその男の倫理観なのです。

妖怪怖い!とか、スプラッター!!じゃない。

主人公が罪を自覚するところに恐ろしさがある。

(だから物語の最初の方は、主人公の考え方が現代人からすると非人道的なかんじがするのですが)

いやぁ、考えさせられるホラーですね。

これホラーなんですが1600文字くらいしかないし、

怖さの焦点が上記の通り罪の自覚にあるので、

リングとかみたいな怖さはありません。安心してください。

 

ぜひ聞いてみてください。

 

  

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夏目漱石「夢十夜」第二夜 悟れない侍

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こんにちは蒼生です。

今日は夢十夜第二夜です。

第二夜は

侍と和尚の物語です。侍は和尚に侍のくせに悟れぬのかとからかわれ必死に悟ろうとするのですが、怒りとか殺意とかいう煩悩の塊に支配されなかなか悟れません。

そして期限の時が鳴る。

という話です。

 

話の軽快さが「坊ちゃん」のようです。

でも坊ちゃんと違うところがあります。それは物語の尺です。

自分もなんとなく調べてみてびっくりしたんですがこの物語、

一つ一つが2000字足らずなんですよ!!!

ブログか!?というくらいのコンパクトさ。それなのに物語として完結している。

そんな二千字足らずの短編を10本集めたのが夢十夜なのですが、いやーすごいですね。

びっくりしました。

O・ヘンリー並みにびっくりしました。O・ヘンリーも短編の名手です。

短い中で見事なドラマを作り上げている作家なのでぜひ読んでみてください。

夏目漱石先生さすがです。

最初読み始めたときこの物語はどこへ向かうのかと思って読んでいたのですが、

悟りではなく

悟れない侍の煩悩の方へ話が向かっていきます。

殺気を短い言葉で表現していき、終わり方がまた「らしい」です。

この物語は第一夜とは違う趣向の物語なので、

ぜひ坊ちゃん風の軽快さを楽しんでください。

 

ところで、自分は短編は一万字から三万字で書いているのですが

この二千文字というコンパクトさに衝撃を受け、

二千文字で物語を書くということにもそのうちチャレンジしてみたいと思った次第です。

二千字ですから、下手すると日記とかブログになってしまいかねない。

なのでアイデアとか構成とか練って、いつか書いてみたいと思います。

(長編ただひとももちろん書きますよ。最近なかなか忙しくてかけていないのですが、ようやくアンフェル編が終わり世界編になりました。世界の構造と歴史に向かっていきます。ゲームだと佳境ですね。現在たぶん26万字くらい)

 

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夏目漱石 夢十夜第一夜 100年待っていてください

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こんにちは、蒼生です。

今日は

夏目漱石 夢十夜 第一夜 です。

女と約束した。

私が死んだあと墓の前で100年待っていてください。

待つとも、と…。

 

夏目漱石って代表作こころでも思ったんですが

すごくロマンチストですよね。

女のために墓の前で登っては落ちる日を見てずっと待ち続けるとか

まさに

THE純愛 じゃないですか。

当時の社会的、文化的なものとはかけ離れた人だったんだと思います。

彼はイギリスに留学していたので、日本の男尊女卑の考え方とそれに基づく文化的なものとはかけ離れた感性を持っていたのだと思います。

だって当時の女性の立場ってものすごく低くて

生む機械発言をした政治家が昔居ましたが(←平成の時代ですが・・・)、

そのくらいにしか思われておらず、子供が埋めないだけで離縁を言い渡されてしまうような世の中だったので、

死にそうな女の言葉を聞いてあげて

約束を守って墓石の前で待ち続けるなんて設定、そうそう思いつかないですよ。

しかも

今もこの物語の筋は有効です。

 よくツイッターとかでバズっています。

あとはインスタでも海外アーティストなんかがこのあらすじでイラストを投稿して

よくバズっています。

 

この死に別れる辛さと、もう一度再会できる喜びというテーマは

時代と国境を越えて人々の琴線に触れるテーマなのでしょう。

 

夏目漱石夢十夜は独立した短編をまとめた作品なので、

これから一つずつ朗読していきます。

そして全部朗読し終わったところでオープニングつきでまとめようと思います。

 

夏目漱石夢十夜、インスピレーションの宝庫ですよ!

ぜひこの名作に触れてみてください。

 

 

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ギリシャ人小泉八雲が描く日本の幻想的な怪談「雪女」

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こんにちは、蒼生です。

今日は夏だから涼しくなるものをと思って怪談を読みました。

怪談苦手なんで雪女です。

小泉八雲の怪談はリング的な恐怖ではなくファンタジーな感じです。

 

この雪女も幻想的で恐怖よりも情景の美しさや不思議さの方が印象に残ります。

 

小泉八雲は本名ラフカディオ・ハーンというギリシャの人でした。

そんな彼が日本に来て日本のさまざまなものに魅了され、小説を執筆するようになり、

日本でも特に有名な怪談「雪女」を執筆します。

この作品を読んで彼の中にあった日本愛と日本的な感性に驚かされます。

雪女は昔からある日本の伝承をもとに、幻想的な物語を書かれました。

 

雪の日に現れた謎の女に、自分のことをもし話したら殺すぞと脅される主人公。

ずっとその恐ろしい話は秘めていたのに

ある日ぽっと話してしまう。。。

嫁の美しさがあの日見た女にそっくりだったから。

 

みんな知っているこの作品ですが、何かの合間にぜひ聞いてください。

 

  

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堀江貴文さんのライバー=キャバクラに近いという表現で今までのモヤモヤがすべて氷解

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こんばんは、蒼生です。

今日は珍しく他のチャンネルの動画についてです。

さっき見て衝撃を受けたので急いで記事にしています。

 

それは堀江貴文さんの

「ライバー=キャバクラに近いよね」

という発言です。

ライブ配信が人気で、17やshowroomYOUTUBEのライバー(ライブを専門にする人)や音声だとSPOONなどなど。

様々なサービスが登場しています。

自分は今カテゴライズするとVtuberなるものをやっていて始めた当初は他のVtuberのものなどを見ていました。

でも面白さが全然わからなかった。

コンテンツとして作られたものならともかく、

Vtuber界隈はライブ配信が多い。

ライブ配信してない人の方が珍しい(自分とか)

で、ライブ配信見てみたんですが、ただだべっているだけでどこが面白いのか本当にわからなかった。

この動画の中で中田さんが言っていますが精神的なホスピタリティを求めている人がいる。コンテンツのクオリティじゃない。つながっているということが面白い。

だから沢山名前をよんであげたり、話しかけてあげたりするんだと。

そして、歯に衣着せぬ堀江さんが核心を言ってくれました。

「ライバー=キャバクラだよね」

これで今までのモヤモヤしたものが一気に氷解しました。

今まで何が面白いのか自分では理解できず色々な人の意見を聞きましたが

キャラクターだの、個性だの、表層的で個別の話しかしてくれませんでした。

でもライバー=キャバクラといわれた瞬間色々なモヤモヤがすーと晴れてライブ配信を面白いという人の意見が自分にも理解できるようになりました。

 

キャバクラを面白いと思う人もいれば、つまらないと思う人もいて、

自分や友人は後者だったんだろうと思います。

でも面白いという人もいることはわかります。ライブ配信もビジネスとして成り立つ以上何かあるのだろうと思っていましたが、なるほどキャバクラなんですね。

 

これからの時代、AIが進化し、人は働かなくてもよくなり、暇を持て余すようになる。

けれど孤独に耐えられなくなりつながりを求める。

そういわれています。

その中でつながり、つまり精神的なホスピタリティを求めて

リアルならキャバクラ、ネットの世界ならライブ

ということなんだなとやっと理解できました。

 

 

この動画、非常に面白くためになる内容なのでおすすめです!